DocuWorks 連携フォルダ for Working Folder 1.10.0 リリースノート

2024年10月 
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社

DocuWorks 連携フォルダ for Working Folder、およびWorking Folder暗号化文書管理ツールをご使用いただくための補足情報、および制限事項を説明します。

目次
1. DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderの概要
2. Working Folder暗号化文書管理ツールの概要
3. 変更点
4. インストールについて
5. アンインストールについて
6. 注意と制限
7. 情報入手先
8. 著作権について
9. 商標について
10. 個人情報の取り扱いについて

1. DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderの概要

Working Folderは、弊社が提供する記憶領域にお客様がインターネットでアクセスして文書をやり取りしたり、複合機でアクセスしてプリントやスキャンしたりできるサービスです。
DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderは、DocuWorks DeskからWorking Folderにアクセスするソフトウェアです。
あらかじめWorking Folderのユーザーとして登録されていると、DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderによって、DocuWorks Deskから次のような操作ができます。
* あんしんドロワー内の文書は、ダウンロード、チェックアウト、および公開できません。
DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderからあんしんドロワーに実行できる操作は、あんしんドロワー内の文書およびフォルダーの一覧表示と、あんしんドロワーへのDocuWorks文書(.xdw)、DocuWorksバインダー(.xbd)、PDFファイル(.pdf)のアップロードです。
あんしんドロワー内の文書はWebブラウザーを使って閲覧できます。ダウンロードはできません。
機能の詳細については、DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderのヘルプを参照してください。

2. Working Folder暗号化文書管理ツールの概要

Working Folder暗号化文書管理ツールは、Working Folder暗号化によるセキュリティを設定した文書を開くための認証や、暗号化した文書を開くために必要な暗号化した文書の鍵の取得、保持、有効期限の表示を行います。
Working Folder暗号化文書管理ツールは、お使いのWindows起動時に自動的に起動し、Windows終了時に自動で終了します。
暗号化文書の鍵は、暗号化した文書を表示するのに必要なデータです。Working Folderの暗号追跡ドロワーからダウンロードされた文書を開くときなどに、サーバーから取得します。
鍵セットの有効期限は24時間です。有効期限が切れたあとは、サーバーから鍵セットが再度取得されます。
機能の詳細については、Working Folder暗号化文書管理ツールのヘルプを参照してください。

3. 変更点


3-1. 1.9.4から1.10.0への変更点

  • DocuWorks 9.1(バージョン9.1.8以降)がインストールされている環境において、以下の機能が利用できるようになりました。
    • Working Folder内の文書のステータス(新着、更新、ロック)が表示されるようになりました。
    • Working Folder内の文書のロックを解除できるようになりました。
    • DocuWorks文書、DocuWorksバインダー、DocuWorks入れ物以外もチェックアウト/チェックインできるようになりました。
  • Cookie管理の仕組みを見直しました。(#282810)
  • 一部のエラーメッセージを変更しました。(#274008)(#231176)
  • ダウンロード・アップロード中にDocuWorks Deskが強制終了する問題を修正しました。(#268624)
  • Working Folderのログインでクライアント認証証明書の選択画面が操作できない問題を修正しました。(#264520)
  • 不具合を修正しました。(#283625)

3-2. 1.9.3から1.9.4への変更点

  • 動作対象となるDocuWorksのバージョンが下記に変更になりました。
    • DocuWorks 8 (バージョン8.0.15以降)
    • DocuWorks 9 (バージョン9.0.10以降)
    • DocuWorks 9.1 (バージョン9.1.0以降)
  • 暗号化文書管理機能にて、Microsoft® Azure® Active Directory®と連携し、Office 365®のアカウントでログインできるようになりました。
  • 次の3つの製品からWorking Folderにログインする操作が一本化されました。
    • DocuWorks トレイ 2.3.2以降
    • DocuWorks 連携フォルダ for Working Folder 1.9.4以降
    • Working Folder暗号化文書管理ツール1.3.2以降
  • 検索文字列に%、&、+、#が含まれる場合に正常に検索できない問題を修正しました。(#200343)
  • 検索ダイアログで半角/全角スペースを入力してもAND検索できない問題を修正しました。(#200342)
  • Internet Explorerがインストールされていなくても、ログイン画面にあるリンクが機能するように修正しました。(#191037)
  • エビデンス検索結果から非表示にした文書のプロパティを確認すると、運用開始日時のフォーマットが異なる問題を修正しました。(#182566)
  • ユーザーIDに「+」が含まれるアカウントで暗号追跡ドロワーへのアップロードができない問題を修正しました。(#175585)
  • DocuWorks 連携フォルダ for Working Folder 1.9.1以前からアップデートした場合に、ローカルユーザーの設定が引き継がれないことがある問題を修正しました。(#135915)
  • 特定のWindows Update適用後に、ログインできなくなることがある問題を修正しました。(#114403)
  • 文書公開ダイアログにて重複したメールアドレスが登録できる問題を修正しました。(#62752)

3-3. 1.9.2から1.9.3への変更点

  • エビデンス管理ドロワーへアクセスすることができるようになりました。
    エビデンス管理ドロワーは、お客様がエビデンス管理オプションを契約しているときに使用できます。
    エビデンス管理オプションは、日本国内で提供します。
  • 検索結果をコピーしてもユーザ―フォルダに貼り付けられない問題を修正しました。(#83080)
  • 和暦表示が不適切な問題を修正しました。(#112248)
  • フォルダーの中に同名の子フォルダーが存在する場合、親フォルダーをダウンロードしても、子フォルダーのみダウンロードしていた問題を修正しました。(#115332)

4. インストールについて

DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderをインストールする前に、以下の注意事項をお読みください。

4-1. インストールに必要な環境

DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderをインストールするには、お使いのコンピューターに次のシステムが必要です。
OS*1 Windows® 11 (64ビット) 日本語版 (Service Pack なし)
Windows® 10 (32ビット) 日本語版 (Service Pack なし)
Windows® 10 (64ビット) 日本語版 (Service Pack なし)
Windows Server® 2022(64ビット)日本語版
Windows Server® 2019(64ビット)日本語版
Windows Server® 2016(64ビット)日本語版
CPU 1 GHz以上の32ビット(x86)または64ビット(x64)のインテルまたはAMDプロセッサー*2
メモリー 256 MB以上 (512 MB以上を推奨)*2
ディスプレイ 800×600ピクセル以上 (1024×768ピクセル以上を推奨) フルカラー
インストールに必要な空きディスク容量 60 MB以上*3
必要なソフトウェア DocuWorks 9 (バージョン9.0.10以降、体験版を含む)
DocuWorks 9.1 (バージョン9.1.0以降、体験版を含む)
Microsoft® .NET Framework 4.6.2以降*4
Microsoft Edge WebView2 Runtime
Windows Installer 3.0以降*5
*1 最新の対応OSについては、弊社公式サイトをご覧ください。
*2 各OSの推奨値に準拠します。
*3 Microsoft Edge WebView2 Runtimeがインストールされていない場合、追加で500 MB以上の容量が必要になります。
*4 インストール先にない場合は、DocuWorks 連携フォルダ for Working FolderのインストーラーがMicrosoft® .NET Framework 4.6.2をインストールします。
*5 インストール先にない場合は、DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderをインストールすることができません。

4-2. インストール時の注意事項

  • DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderをインストールする前に、起動しているアプリケーションを終了してください。
  • インストールするユーザーは、Administratorsグループに所属している必要があります。
  • インストールを途中で終了した場合、DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderは正しく動作しません。DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderを使用するには、再度インストールを実行してください。
  • ファイルを保存できないというエラーメッセージが表示され、[OK]をクリックすると[フォルダの参照]ダイアログボックスが表示された場合は、[フォルダの参照]ダイアログボックスで書き込みができるフォルダーを選択してください。
  • インストール後にフォルダー構成を変更したり、ファイルを移動したりしないでください。動作が保証されません。
  • 古いバージョンのDocuWorks 連携フォルダ for Working Folderがインストールされている場合は、上書きインストールしてください。

4-3. インストール手順

  1. ホームページからダウンロードしたzip形式のファイルを解凍したあと、解凍先のディレクトリーにある「dwextfldrwf.exe」を実行します。
  2. Microsoft® .Net Frameworkをインストールするダイアログボックスが表示された場合は、[インストール]をクリックします。
  3. 言語を選択する画面で、[日本語]を選択し、[OK]をクリックします。
  4. [FUJIFILM DocuWorks 連携フォルダ for Working Folder 1.10.0用のInstallShieldウィザードへようこそ]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックします。
  5. 使用許諾契約の内容を確認し、[使用許諾契約の条項に同意します]を選択して、[次へ]をクリックします。
  6. [インストール]をクリックします。
    インストールが開始されます。
    インストールが完了すると、[InstallShieldウィザードを完了しました]ダイアログボックスが表示されます。
  7. [完了]をクリックします。
    システムを再起動するかどうかを尋ねるダイアログボックスが表示されたときは、[はい]をクリックしてシステムを再起動します。または、[いいえ]をクリックし、あとでシステムを再起動します。
  8. DocuWorks Deskを起動します。
  9. DocuWorks Deskのフォルダー部に[Working Folder]が表示されていることを確認します。

4-4. 修復インストール手順

DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderのプログラムが破損したり削除されたりしたときは、修復インストールを実行します。修復インストールの操作を説明します。
  1. Administratorsグループに属するユーザーでログオンします。
  2. 起動しているアプリケーションを終了します。
  3. Microsoft® Windows®のタスクバーの[スタート]をクリックして、[コントロールパネル]を選択します。
  4. [プログラムのアンインストール]をクリックします。
  5. プログラム名の一覧から[FUJIFILM DocuWorks 連携フォルダ for Working Folder 1.10.0]を選択し、[変更]をクリックします。
  6. [FUJIFILM DocuWorks 連携フォルダ for Working Folder 1.10.0用のInstallShieldウィザードへようこそ]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックします。
  7. [プログラムの保守]ダイアログボックスで[修復]を選択し、[次へ]をクリックします。
  8. [インストール]をクリックします。
    修復インストールが開始されます。
    修復インストールが完了すると、[InstallShieldウィザードを完了しました]ダイアログボックスが表示されます。
  9. [完了]をクリックします。
    システムを再起動するかどうかを尋ねるダイアログボックスが表示されたときは、[はい]をクリックしてシステムを再起動します。または、[いいえ]をクリックし、あとでシステムを再起動します。

5. アンインストールについて

DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderをアンインストールする前に、以下の注意事項をお読みください。

5-1. アンインストール時の注意事項


5-2. アンインストール手順

  1. Microsoft® Windows®のタスクバーの[スタート]をクリックして、[コントロールパネル]を選択します。
  2. [プログラムのアンインストール]をクリックします。
  3. プログラム名の一覧から[FUJIFILM DocuWorks 連携フォルダ for Working Folder 1.10.0]を選択し、[アンインストール]をクリックします。
  4. 削除を確認するダイアログボックスで、[はい]をクリックします。
    DocuWorks 連携フォルダ for Working Folderがアンインストールされます。
    システムを再起動するかどうかを尋ねるダイアログボックスが表示されたときは、[はい]をクリックしてシステムを再起動します。または、[いいえ]をクリックし、あとでシステムを再起動します。

6. 注意と制限

DocuWorks 連携フォルダ for Working Folder、およびWorking Folder暗号化文書管理ツールの注意事項、制限事項について説明します。

7. 情報入手先

富士フイルムビジネスイノベーションのホームページで、Working FolderとDocuWorks 連携フォルダ for Working Folderに関する最新の情報を入手できます。

8. 著作権について


9. 商標について

Microsoft、Active Directory、Azure、Internet Explorer、Microsoft Edge、Office 365、Windows、およびWindows Serverは、米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
インテルは、Intel Corporation またはその子会社の商標です。
Xerox、およびDocuShareは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。
その他の社名、または商品名等は、各社の登録商標、または商標です。
FUJIFILM、およびFUJIFILM ロゴは、富士フイルム株式会社の登録商標または商標です。
DocuWorks、およびWorking Folderは、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の登録商標または商標です。
本リリースノートは、富士ゼロックス株式会社が過去に販売した次のソフトウェアの説明を含みます。
本書の内容は予告なく変更することがありますので、ご了承願います。

10. 個人情報の取り扱いについて


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